編集部のケイスケです。
食欲の秋に先立ちまして、
さいきん食べたもので、
「うまいなー」と感じたものの中から
記憶に残ってるものをご紹介します。
<オムライス屋さん>
中野坂上
フランキー&トリニティ
の
ドルフィンオムライス
お店は地下にありますが、店内は明るくて家庭的。まさに誰かの家の食堂にお邪魔しちゃったような気安さがあります。まずお水とサラダがおいしいです。お水とサラダがおいしいお店にまずいお店はないというのがぼくの持論です。肝心のオムライスは、もうただのわかりやすくおいしい物体でした。生クリームが入ってる卵って途中で飽きちゃうことが多いんだけど、ここのは完食まで「はじめの気持ち」をキープできました。
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<ラーメン屋さん>
東高円寺
ビアビア
の
BiaBiaSpecial
イラン人のマスターが経営されている一風変わったラーメン屋さんです。内装は清潔でおしゃれで、ぼくは特に天井からぶら下がっている電灯がいちいち気に入りました。自家製のライ麦の麺を使ったラーメンは、いままで食べたどのラーメンとも違う未知の味でした。イランでは特別なお客様がきたときに白飯にのせて供するという超酸っぱいベリー、ローストトマト、鳥と魚介を合わせたスープ、そんなものが合わさると口のなかですべてが「ゼロ」になるような感じが。でもそれは錯覚かもしれません。また行ってみます。
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<カレー屋さん>
東北沢
PANNYA CAFE CURRY
の
チキンとキーマのハーフ&ハーフ
車がバシバシ通る細い通りのコーナー付近にあるお店です。決していい場所にあるとは思えませんが、開店前にしてすでに行列ができていました。カレーの味はとても複雑なのでうまく表現できません。ぜんぶ「スパイシー」ということでいいでしょうか。特徴をいえばチキンカレーはけっこうシャバシャバしてるのと、あと刻みタマネギの多さがすさまじかった印象があって、とにかく好みの味。かわいい店長さん(?)が6坪ほどの空間で自分の大好きな世界観を表現している感じがステキ。そういうのぼくは苦手なことが多いんですがこのお店はステキだと思いました。
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<ラーメン屋さん>
長野県上田原駅
熊人
の
薄口醤油拉麺
なんでいきなり長野なんだ、といえば、先日長野に行ったからです。インターネットはすごいね。知らない土地でもおいしいお店がすぐばれる。ここは民家を改造したお店らしく、玄関があります。玄関で履いてきた靴をぬいでから座敷にあがります。ここのお店のこだわりは異常なほどです。麺は製粉まで「自家製粉」でパン用にブレンドされた粉を使ってるそうです。しかも素材の大半は土地の物を使用し、ナルトにいたるまで完全無添加だと。食べた感想としては、こういうと怒られそうですが「すげえかっこいいそば」(もちろんラーメンです)。また別のメニューも食べてみたい。
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<ハンバーグ屋さん>
山口県萩駅
ダイニング玄
の
ハンバーグ究極の黒
なんで今度は山口なんだ、といえば、吉田松陰先生のお墓参りをしてきたからです。このハンバーグ屋さんは萩往還という道の駅の中、吉田松陰記念館の隣にあります。こういっちゃなんですが、普通そういう場所にある食べ物屋さんはうまくないです。偏見といわれても仕方ない。ずいぶん痛い目にあってきましたから、ここは言わせてもらいますよ。でもここはうまいです。なんというか、料理というか「肉」としてうまくて、かみしめると肉汁あふれる感じでした。かみしめたまま静止10秒、のち「うまい」です。
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<飲み屋さん>
青森県青森駅
ゆうぎり
の
おまかせ
ここはメニューがなくおまかせコースしかないです。値段はリーズナブルなのからありました。そんなに飲みすぎちゃわなければ、ごく平均的な居酒屋にいくくらいの価格でいけるんじゃないかと思います。たぶん。で、じつはしこたま酔っ払ってしまったので、なにが出てきたのか記憶があやふやなんですが、覚えている限りだとほたての醤油焼き、「ウニ」、イカの刺身、アワビの刺身、白子……などなど、そんな感じだったと思います。なぜウニだけカギカッコをつけたかというと特にうまかったから。もう食べきれないくらい出てきます。それもいっぺんにどかどかと(お店の人いわく、青森の人はうまいものを順番ではなく「一気に」食べたいそうです)。まるで夢で見たごちそうみたいな食卓でした。
と、
ここまで一気に書いたら手が疲れちゃいました。
というわけで
また続きは次回!
CMです。
いつものランチ、
「いつもの場所」で食べちゃっていませんか。
ゴハンだって、ちょっと冒険してみれば、新しい視点が開けてくる。
本田直之さんの新刊『思考がやわらかくなる授業』は
今秋発売予定です。どうぞおたのしみに。
posted by サンクチュアリ at 17:39|
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